お知らせ
2022.05.12
車輪脱落防止を呼び掛け 売上の一部、ウクライナへ
2010年以降EUで普及のISO方式のホイールナットは左右とも右に回して締め付ける右ネジ、国内ではこの頃から 特に左後輪の脱落事故が増えている。
その要因としては主に 走行中の作用で締まる方向に力が掛かっていたネジ方向が左側に関しては逆に緩み安い方向に力が掛かる。
ISO方式10ピンのホイールナットはナットと台座の間に給油し金属同士の摩擦を軽減した状態で規定トルクで締め付けるがこの作業の不備。(無給油の場合締付力は半減する)
ホイール、ボルト、ナット等に錆、変形が起きている、またネジ山やホイール当たり面の砂等異物混入。
日本では左側通行の為左折時に小回りになり左後輪のねじれ量が大きくこの車輪の負荷が大きい。(後ろが2軸の大型車の後軸はステアせず半数のタイヤは大きく斜め方向に引きずられる)
一般的な道路では排水性、道路中央での正面衝突の削減等を考慮し道路外側(左側)が下がっている為左側車輪の負荷が大きい。
タイヤ交換後は約50km走行後には再度規定トルクで締め付けを確認が必要だがこの作業の不備。(適切な当たり面の保持が出来る)
国交省や自動車メーカー等関連団体では ホイルナットの緩みを早期に発見しやすい ホイールナットマーカー(インジケーター)の利用を勧めている。
ナットが緩むと変形し緩みが目視でき、またホイールが高温になると溶けてブレーキ引きずり等を示唆。
当社では点検や車検の際 ホイールナットマーカーを取付頂いた場合 ホイールナットマーカー売上の
一部をウクライナ支援に寄付する。